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ピオーネの栽培について
平成22年産ピオーネは、9月15日から出荷開始しています。昨年より5日早いです。
平成22年9月、JA信州うえだのぶどう品評会で、昨年に続き入賞しました。我が家の自慢はピオーネだと思いますので、巨峰と食べ比べてみて欲しいと思います。味は昨年より美味しい出来です。
ピオーネは巨峰以上に”花震い性”の強い品種です。それをジベレリン処理により、人工的に種なしにするからです。
ピオーネは元々花震い特性の強い品種ですので巨峰のように種ありの房にしようとしても受粉が出来ずに単為結果してしまいます。つまり、有核での栽培が難しいので現在の栽培法になったと思われます。
ピオーネの栽培は、このように列になるように樹を作ります。これを短梢栽培といいます。
剪定仕立て方法が巨峰などと全く異なる方法ですが、剪定は素人でも出来るので時間は巨峰の10%位と思います。
ジベレリン処理(2回)により、大粒の種なしぶどうが出来ます。